ノドグロの特徴
標準和名は「赤むつ」と言いますが、その名よりも日本海での呼び
名「のどくろ」と呼ばれることが多い。
超高級魚のひとつです。
日本海や千葉県以西の太平洋側でとれます。
赤い魚の高級魚として東北以北の太平洋側でとれるキチジ
(キンキ)と対比されています。
生、近海、釣りものとなるとキロあたり1万円を超えること
は普通です。
底曳き網でとったものを干物にしたものはスーパーなどにも
並びますが、これも高価なものとなります。
養殖されていないのも魅力の一つです。
関東の市場では超高級魚として知られています。
東のキチジ(キンキ)、西のアカムツ(のどくろ)といった
感が、広く市場に伝わっています。
太平洋側よりも日本海側に多い魚です。
また韓国からの輸入ものも多い魚です。
値段は小さくてもキロあたり2000円以上、釣りで大型なら
1万円以上になります。
食べ方としては
生食(刺身、あぶり、小形は昆布締め、小形は酢じめ)、
焼く(塩焼き、みそ焼き、魚田)、
汁(潮汁、ちり鍋)、
煮る(煮つけ)、
蒸す(酒蒸し)
さらに干もの、煮干し、総菜、塩辛など様々な加工品もあり、
それぞれの産地の名産品になっている。